コウノトリ

今年も上杉町のコウノトリ人工巣塔に元気なヒナが生まれました。そして今年はなんと4羽も誕生が確認され、6月5日気持ちの良い青空の広がる午後、昨年に引き続き「兵庫県コウノトリの郷公園」の皆さんによる「ヒナ足環装着作業」が行われました。昨年は2羽の誕生があったものの残念な結果になってしまい、「今年こそは」と熱い想いの地元の皆さんや愛好家の見守る中、慎重に作業が行われました。高所作業車で慎重にヒナを一旦保護、その後地上にて素早く健康状態をチェック。個体管理のための足環を装着し、再び巣に戻すという作業です。今年のヒナはとても大きくて元気だということで、もうしばらくすれば、この4羽のヒナたちが元気いっぱいに東八田の空を舞っている様子が見られることでしょう。

この日の様子は▶︎

★大きな翼で大空を悠々と飛翔するコウノトリも、これから迎える「巣立ち直後」は飛翔能力が未熟で、救護・収容されるケースが少なくありません。観察される場合は十分な距離を保っていただきますようにお願い致します。