東八田は、山々に囲まれた美しい田園の広がる自然豊かな地域です。こののどかな地域にも今までに大小さまざまな出来事があり、それが物や名称、祭りの形で現代に残っています。そんな私たちの「ちょっとえーとこ」を歩いてみませんか?もちろん地域外の方も、大歓迎です。詳しくは東八田公民館へお問い合わせください。
春・桜&秋・紅葉 4.2km ①東八田公民館(起点〜終点)
②薬師堂(大野)
お堂の軒下に穴の開いた石が糸に通して奉納してある。これは耳の病気のまじないだとか。薬師如来像は手に薬壺を持っている。昔は薬もなく神仏に願うのみであった。どこでも薬師如来像はみかけることができる。
③石田神社(京都府有形文化財)
石田神社は清和天皇・六孫王経基・多田満仲の源氏三代を祭神としている。またこの森は文化財環境保全地域に指定。境内社恵比須神社(重要文化財)は延慶4(1311)年の建築で京都府北部最古の神社。
④足利尊氏公之像 安国寺ロードパーキング
京都縦貫道安国寺インター出口の国道27号を左に出た所に休憩施設でトイレ付のパーキングがある。近くには尊氏公の銅像が建立されている。
⑤景徳山 安国寺
安国寺は地蔵菩薩を本尊として開創。後に上杉氏菩提寺となり釈迦三尊を祀った。足利尊氏の生誕後は上杉氏・足利氏の崇拝を受ける。その後戦没者の霊を慰める安国寺の諸国筆頭寺とした。
⑥キリシタン灯籠
梅迫公民館の裏山の竹薮の中にひっそり建っている磯部灯籠とも言われ安土桃山時代の大名磯部氏がマリア像を浮き彫りにして信仰の対象とした。秀吉がキリシタン禁止令をだすのはまだ後のことである。
⑦雲源寺 / ガラシャ夫人の手洗鉢
しだれ桜で名高い雲源寺には、民話「権兵衛さんの龍退治」に登場する弥仙山に住んでいたとされる龍の顎が寺宝として大切に保管されている。また寺の軒下にはなぜかキリストの像を彫った手洗鉢がある。江戸時代梅迫の谷領主と細川忠興氏とは歌の道で師弟の間柄であり親しくしていたというが、その経過を知る者はいない。ガラシャ夫人は細川忠興氏の妻にあたる。
春・夏・秋 6.6km①東八田公民館(起点〜終点)
⑧茶臼山古墳
高槻町の南西側にある古墳で、由良川流域では最大規模(全長54m)を誇る前方後円墳である。前方部の開きが大きい墳丘形態、墳頂部出土という須恵器片(杯・甕)から5世紀末に位置づけられている。
⑨篠神社 / むくろじの樹
創立年代不詳、元禄年間(江戸中期)に再建立され明治6年に村社に指定。祈念祭、例祭、耕土祭が行われている。境内にむくろじの樹があり、種子は黒色で固く追い羽の玉に使われていた。綾部名木百選。
⑩綾部市総合運動公園
グラウンド、体育館、野球場、弓道場を有する綾部市最大規模の運動公園。近くには綾部市研修センターがあり、スポーツ合宿が可能。
⑪上杉姓発祥之地記念碑
建長4年(1252年)藤原重房が将軍として関東に下向する宗尊親王に従った功により、領地として上杉荘を賜り、その名を姓としたのが同家の始まり。重房の孫娘・上杉清子は足利尊氏の母にあたる。
⑫上杉天満宮・弾正屋敷跡
上杉氏は室町時代には関東管領家として関東で活躍しましたが、所領の上杉には上杉弾正朝定(1320〜1352)が館を構えたので、この地が弾正屋敷跡といわれるようになった。
⑬八坂神社
祭神、素戔鳴尊、大巳貴尊、小彦名命、受持之神、
昔は飯宮大明神と称した。丹波史によると上杉七ヶ村の惣社であって、舞堂と2つの鳥居がある。森は凡一町四方あり、境外馬場があった。
⑭薬師堂(久保)
薬師如来さまをお祀りしており、諸病平癒・疫病退散の祈祷をして、古くから多くの方々に信仰を集めている薬師さまであり中でも耳の病に良く効くとして近所の民人たちに親しまれている。
春・夏・秋 10km⑩綾部市総合運動公園(起点〜終点)
⑮和紙の里・黒谷
今から800年前に平家の落ち武者が子孫に残す技として始めたとされる黒谷和紙は、伝統的な手すきの技法を守り伝え京都府無形文化財の指定を受けています。
●黒谷和紙会館
紙すき体験、はがき・色紙の制作ができます。
(要予約)
休館日:土日
営業時間:9:00〜16:30
Tel. 0773-44-0213
⑯熊野神社
創立年代不詳 紀州熊野神社より御分霊拝載奉る。寛政三年(1791)の大火災に堂宇全焼して同十二年に現在の地に移された。黒谷のもみじ祭の会場 黒谷の集落のはずれにあり秋にはもみじが美しい。
⑰山の神神社
山仕事をする人が無事に山から帰るよう願い大きなわらじが供えてある。
自動車で行かれる場合はUターンする場所がないので注意が必要です。
春・夏・秋(冬も良い) 8.1km⑱弥山会館 (起点〜終点)
⑲八幡宮
綾部三大八幡宮の一つと言われ、祭神は「八幡大菩薩」で710年に九州宇佐八幡宮より分霊を拝受し、味方村以北の七ヶ村の産土神として創立。1550年の大雨洪水により神輿等が破壊流出したことから七ヶ村は分離し於与岐一村の産土神として1715年現在地に再建鎮座。本殿の「六間社流造」が京都府有形文化財である。
八幡宮秋季大祭
祭礼芸能は毎年10月の第2日曜日に開催し 「鼻高の舞」獅子頭の舞と共に一宮〜三宮まで三基の神輿を繰り出し御旅式をしている。祭礼はおごそかな中に華麗さもあり、一見の価値。氏子総出で文化財芸能の伝承をしている。(京都府無形民俗文化財)
⑳山の神さんの大木
樹齢300年以上といわれる大木が下村地区にある。幹の周り約5mはある杉の木で山の神さんのご神木でもあり地元では「杉神さん」と呼んでいる。毎年12月9日には祭礼をしている。
㉑河川プール
川の流れと自然に調和した形のプールがある。川幅の半分は深さ60cm位のプール、残りの半分は自然の川の流れになっている。泳いだり魚捕りをしたり小さい子どもたちには大変楽しい遊び場所である。
㉒水分(みくまり)神社
弥仙山三社(上から金峰 於成 水分)の内の登山口の三十八社大明神であり、子授け・子育て神社のいわれは、この神社の神供えの衣服を拝借して身辺に付けていると子どもが授かると言われる。