八百年の、紙漉きの里。

800年の伝統を守り続け、京都府指定無形文化財とされる黒谷和紙は、1枚1枚がすべて職人の手仕事でつくられる希少な製品です。長期の保存にも耐えられることから、文化財の修復などにも使われています。
和紙職人の数は時代の変化の中で減少を続け、今では一ケタになってしまいましたが、年齢は30～40歳代が中心で比較的若く、産地には活気があります。
伝統の「手漉き」の技を守り継ぐことはもちろんですが、新しい製品の開発や産地ブランドを強化する取り組みも進めています。

黒谷和紙は、これからも次の100年に向けて進化していきます。